『満ちたりた庭園』

だいぶ秋らしくなってきましたね・・・ってもう10月!!
あと三ヶ月で今年も終わりだと思うとなんだか無駄に焦ってしまいます。
去年はほとんど修行に明け暮れた日々だったのである意味穏やかな生活だったのですが今年は日舞の師匠のプロデュース公演からスタートして既に4本の舞台に立たせて貰いました。すべて脱ぎ捨てたあの日からまだ1年半しか経っていないのにこのような環境に囲まれている事は本当にありがたい事です。
おそらく今年の締めくくりになるであろう5本目の公演。
イギリスの戯曲なのですが、なかなかスキャンダラスで社会派な物語です。
しかもトータル90分のお話!!正直面白くてもつまんなくてもこの位の長さが丁度良いです♪なぜなら面白い作品の時はもっと観たかったって拍手できるし、つまんなくても苦痛な時間から解放してくれてありがとうって拍手できるから。 時間の流れが加速度的に早くなり続ける現代において、よほど何か特別な思い入れがない限り3時間椅子に縛りつけられる暴挙には付き合いたくないのが大多数の本音ですが演出家や監督はオタクだからこの辺りの感覚が欠落しているんですよね。。。3時間あれば海外にだって行けるのだから作り手が時間に対してもっとシビアになると良いのにダラダラ稽古したりモタモタ撮影する悪しき慣習から脱却する日はまだまだ遠そうです。
話がそれましたが今回のお話のテーマはズバリお金。
お年玉をせがむ子供から介護が必要なご老体まで幅広い世代が何かしら感じているお金。
ただのの指数でしかないお金にこんなに振り回されて生きなくてはいけないのはなぜなんでしょうか?
例えばコンサートチケットS席一枚と一人分の高級ディナーと一万円札。仮にこの三つが額面的に等しいとしてあなた自身にとっても価値は等しいのでしょうか??おそらく異なる価値を感じる人が大多数だと思います。それならばこれらを一体誰が何を根拠に同じ数値で結んだのでしょうか?そもそも生活の営みは数値化出来るものなのでしょうか??これらの答えはお芝居の中にもありませんが世の中で当たり前とされてる事に疑問を感じる感覚が大切なのではと思う今日この頃です。
                                                      2012年10月02日

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